SSブログ

ゴールデン・リバー [映画]

フランスの名匠ジャック・オディアールの最新作が何とアメリカの西部劇! しかも主演がホアキン・フェニックス! その情報だけでもワクワクするってもんです。

西部劇でゴールデンリバーとタイトルが付けば、ゴールドラッシュのことしか有り得ないのですが、本作のオリジナルタイトルは実はGolden RiverTheではなくて、 Sisters Brothersという。なんのこっちゃい、と思いきや、苗字がSistersの兄弟、ってことでした。凄腕の殺し屋/賞金稼ぎとして行動を共にするシスターズ兄弟を演じる、ホアキンとジョン・C・ライリーの二人が主人公。そして二人とも、本当にかっこいい。更に、脇役でジェイク・ギレンホールがキャスティングされとるやないですか!これぞJ.オディアールのネームバリューである。そしてこのトップスターアクター3人ともう一人、物語のキーパーソンを演じるリズ・アーメッド。この計4人が本作の主要キャスト。ちなみに、本作で相棒となるジェイク・ギレンホールとリズ・アーメッドは、「ナイト・クローラー」でも相棒だったりする。まあ本作と全然雰囲気は違いますが。

アメリカ西部の荒野を舞台に4人の男の生き様が交錯する。この世で最も映画映えするロケーション・・・それはアメリカの西部だ。それは間違いない。そしてこの4人の並びも間違いが無かった。とにかく贅沢な映像体験。自然も人間も厳しいアメリカの荒野。甘っちょろさ皆無。しかし男のロマンチシズムはスクリーンから否応なく立ち昇ってくる感じ。特にホアキンは本作でもキレまくっている印象で、そしてそれ以上に素晴らしいのがジョン・C・ライリーだった。本当に最高だったなー。

意外な方向性に物語の舵が切られていく後半の展開も面白かった。何より映像がすばらしく、映画館の暗闇の中で観るべき作品だった。

個人的評価 4.5点/5点満点



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。