さかのぼり日本史 Eテレ

テレビ欄でたまたま見つけて見てみたらとても面白かった。

通常、徳川幕府のキリスト教徒弾圧の苛烈さ／鎖国体制の象徴として、歴史の授業で教えられる島原の乱。

しかしこの一揆事件を、極めて殺伐とした戦国の気風から天下泰平の文明社会への転換点、つまり一揆側と鎮圧側双方の甚大な人的被害の結果、支配者の治世に対する意識変革をもたらすものであったと位置付ける。

さらに、天下の愚策とされる徳川綱吉の生類憐れみの令をこのような歴史の流れの完成点ととらえ直す。

次回からは経済から見た戦国時代の話か。とりあえず見逃せないかも。