SSブログ

マイ・ファニー・レディ(She's Funny That Way) [映画]

あの「ペーパームーン」の監督の最新作、という、それだけでスゴイ。と最初に思った。

NYを舞台にしたオシャレなロマンティック・コメディ。期待は裏切らない。プレイボーイの舞台演出家を演じるオーウェン・ウィルソンがお得意の困り顔で笑わせてくれるし、キュートな魅力が全開のイモージェン・プーツは、コメディアンヌとして非常に魅力的な素材だと思った。あと心に残ったのが、ジェニファー・アニストンのハッチャケ振りである。

割と限られた登場人物の中で人間関係が交錯していく展開は、なんだか舞台を見ているような感覚が強かった。脚本は、ピーター・ボグダノヴィッチ自身によるもので、適度に遊んでいる感じが良かったと思う。シニカルやブラックユーモアではなく、正統派の古典的ドタバタコメディが追求されていて(とはいえ、色狂いのジイさんに対しては全然容赦なかったな)、読後感は、さすがに匠だなあ、と言うか、清々しいくらいであった。

個人的評価 4点/5点満点

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。