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DISCOVERY#2 2017-01-29 [音楽]

東京のスリーピースのロックバンドampel主催のイベント "Discovery #2" が大阪で開催。
出演アクトに中村佳穂の名前があり、なかなか興味深いセレクトのように思われたので、観に行った。場所は南堀江knave。

用事があって、開演時間を1時間回った頃に会場に到着。十分予想された事だったが、中村佳穂は一番手。もちろん、彼女のパフォーマンスはとっくに終わっていた。残念であった。この日はソロで弾き語りだったらしい。

既に2番手のバンドの演奏も佳境に入っており、Manhole New Worldという若手のインスト・ロックバンド、初めて拝見する。センターの若者がマリンバを演奏していて、思わず、おおSAKEROCKみたい!と思ったけど、音の感じはどちらかと言えばSpecial Othersっぽい。そしてマリンバの青年はパーカッショニストで、MC的な立ち位置の彼がお客さんにたくさんタンバリンを配り出すのを見て、単純にその手があったか!と感心。若者らしい熱くてbpm速めのバンド演奏と、それに煽られてノリ出すオーディエンスたち。3曲程度しか聴くことが出来なかったけど、素直に好印象。

3番手はノンブラリという女性vo.の4ピースバンド。
1曲目に演奏された曲が余りに素晴らしすぎた。クラムボンの影響が大と見受けられるが、横の男性ギタリストが男前な歌声でハモリだすと、ハンバートハンバートのような雰囲気も。特にこの1曲めが異様に高い完成度だった。ギタリストの彼は、他の曲では割とギターに専念し、そんなに歌わなかったので、ちょっと勿体無いかも、と思った。キーボードを弾きながら歌うセンターの女性の方の、曲間のMCの話し方と楽曲の歌詞の内容に、彼女の人となりがよく出ていて、彼女が音楽をする理由が分かるというか、そこに好感を持った。

そして本日の主催バンドであるampel。
この日の彼らのライブは本当に最高で、この3ピースバンドの真価を思い知った感じ。タイトなリズムセクション、男の色気を程よく感じさせる歌声とメロディ、空気を切り裂くようにソリッドで抜群にカッコいいギターソロの至福。本気で痺れました。2年前のフジロックの深夜のルーキーステージの時の驚きと興奮が、胸の中で鮮やかに蘇った。

よくぞ果敢に大阪で自主企画を開催してくれたものだ。その心意気、そして何よりも最高の演奏で、この日集まったオーディエンスをおもてなししてくれた彼らに拍手。お客さんもいい客層だったと思う。もっと関西で知名度が上がって欲しいな。
中村佳穂のパフォーマンスを観れなかったのは心残りだったけど、かなり満足して帰った。


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