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Roth Bart Baron @ Livehouse nano [音楽]

いまだに読み方がおぼつかないRoth Bart Baron、今年1月に観たHEXツアーの大阪公演が非常に素晴らしく、今回の京都のライブハウスnanoでのライブも観に行ってしまいました。この日は、シャムキャッツの磔磔公演とどっちにしようかずっと迷っていたのだけど(京都で、ファン層もある程度共通するであろう両者が重なってしまったのは少し残念)、大阪のライブで圧倒された記憶が忘れられず。(ちなみにこれを私の中では3/16問題と呼び、懸案事項となってました。)

大阪アジアン映画祭で「ハイ・フォン」というベトナム産格闘アクション(素晴らしかったです)を大阪福島のABCホールで鑑賞してから、京都へ移動す。実はこのハシゴが可能かどうか?で、18時開演のシャムキャッツではなく、19時開演のロットを選んだのでした。

この日はRibet Townというバンドとのツーマン。
初めて拝見するバンドでしたが、ステージに乗っている人数の多さと密集度にまず圧倒され、前列の5人が女性、後列の5人が男性という構成が面白く、ベルセバっぽい楽しい雰囲気とグッドメロディを音数(楽器)の多さで豊かに彩ったステージングに魅了された。楽しいのは、何よりも正解なのである。

彼らのライブが終わって、ロットのライブが始まるまでの転換時に流されたBGMは、ウィルコの「Yankee Hotel Foxtrot」、一曲目の「I'm trying to break your heart」の印象的なイントロから、曲順をシャッフルせずにそのままずっと、しかもソコソコ大きな音量で。音響作品として極上な1枚であり、ソングライティングとアレンジセンスの観点からも間違いなくマスターピースであり、それをライブハウスの優れた音響で通しで聞くことは、まさに至上の喜び。結局、「Heavy Metal Drummer」ぐらいまでこのアルバムがかかってましたよ。夢心地。人生ベストワンの1枚である。

そして始まったロット・バルト・バロンのライブ。大阪の時と違って、今回は5人編成、つまりロットのお二人に、サポートの三人(数年前に大阪で何かの対バンで観た時と、たぶん同じ編成)による、ある意味でコアなロットバルトバロンをこの日は堪能した。人数が少なくなっても、彼らの音の世界は圧倒的だった。

曲名を全然覚えていないので、セットリストはあまり記憶がないのですが、確か「JUMP」で始まったと思う。HEX収録曲がメインながら、古い曲もバランスよく織り交ぜた構成。「Innocence」「電気の花嫁」「HAL」辺りが本当に素晴らしかった。

アンコールでは、「小さな巨人」や「氷河期#3」など。最後は観客の大きなコーラスに包まれたnano。本当に今のロットは見逃し厳禁ですよ。

さてこうなると、東京で5月に開催される彼らのフルバンドセットによるHEXツアーオーラスワンマンも観に行きたいところ。5月10日。たしか、おとぎ話の最後の十三ファンダンゴワンマンもこの日。私の中の3/16問題は、見事に5/10問題に切り替わってしまった。どうしよ。



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